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9月21日 「認知症の日」とは?家族や地域ができること

2025.09.12
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認知症の日ってどんな日?

毎年9月21日は「世界アルツハイマーデー」、つまり「認知症の日」です。この日は1994年にアルツハイマー病国際会議(ADI)によって提唱され、世界中で認知症に関する理解を深めるための啓発活動が行われてきました。日本でも、各地でイベントや講演が開かれていて、「認知症を理解し、共に生きる社会」を目指す動きが広がっています。

でも、この日がある意味は、単に「病気について知る」ことだけではありません。本当に大切なのは、偏見や差別をなくすこと。早期に気づき、早めに対応できるようにすること。そして、認知症のある人やその家族が社会から孤立しないようにすることです。認知症は誰にでも起こりうるものだからこそ、社会全体で理解を深めて、お互いを支え合う姿勢が求められているんですね。

家族にとっても、この日は自分たちの関わり方を見直すきっかけになります。たとえば、正しい知識を得たり、大切な人に寄り添った言葉をかけたり、ケアマネジャーや地域の支援センターに相談してみるのもいいでしょう。たとえ小さな行動でも、それが安心や信頼、つながりを生む大きな一歩になることもあります。

地域や社会も、できることはたくさんあります。全国各地で、認知症サポーターの養成講座や相談会などが開かれていて、こうした取り組みに参加することで、私たちの住むまちが少しずつ「認知症にやさしい社会」に近づいていきます。最近では、スーパーや銀行、電車やバスといった公共の場でも、認知症の方へのサポートが広がってきているのを感じます。

そしてなにより、「認知症の日」は“気づき”のきっかけとなる大切な日です。この日を通して、家族も、地域も、そして社会全体も、一緒に手を取り合って、認知症があっても安心して暮らせる場所を少しずつ作っていけたらいいですね。

参考:

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